健太のワイキキだよ、おっかさん!Part II

ワイキキのホテルマンによる、ハワイ情報!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

ボクサー役に挑戦の健太!

健太のなんちゃって、サクセス・ストーリーVol.72

 例え端役でも、健太は色んな役をやらされた。
この前も書いたけど、時代劇の下っ引きとか、学生、兵隊さん、旅役者、ボクサーなどなど。
その度に衣装を着せられドーランを塗って待機する。
このことに関しては、どんなに端役だって主役と同じ。

 当時の年齢から言って一番多かったのは主役の取り巻き。
セリフはなくても、何時も主役の周りをうろうろ。
初めのうちは何もわからず、ただそうしてうろうろするだけだった。
だからラッシュ(取り終えたフィルムを部分部分再生してチェックする作業)を見ても、馬鹿みたいに主役の周りに立っている自分を見てうんざりしたもんだ。

 しかし撮影所生活も半年過ぎた頃になると、だんだん要領が良くなってきた。
つまりラッシュを見る限り、ただ単に主役の周りをうろうろするだけだと返って不自然な時がある。
そこで考えたのは、主役のセリフや行動を常に注意して見守り、それに合わせた「勝手な一言」を発することにした。

 例えば、
ある学園物語で主人公の学生が、校内で起きた盗難事件であらぬ疑いを掛けられたなんて設定で、クラブ活動の最中、仲間の前でこんなセリフがあったとする、、、。
「冗談じゃない! 俺がそんな事やるわけが無いじゃないか!」
相手役の女の娘はそれに答えるように、
「そうよ私たちは、XX君を絶対信じてるわ!」
と叫ぶとする。
そこで台本には、周りの生徒は何も言わない事になっていたとしても、健太は勝手に一言喋る。
「俺たちも信じてるぜXX !」
こいつをテストではやらず、本番の時にやってやるのさ。
だってその設定では、他のクラブ員が黙ってる方が不自然だ。
でもその健太の一言は実は非常に難しい。
そのタイミング、声のトーンそして表情。
下手すればその場の雰囲気を台無しにしちゃう。

 そうした勝手な行動にも大抵の場合、監督も何も言わずに本番OKをくれた!
ラッシュを見ても、なかなか良い出来になってることが多い。

 なぜこんなことを積極的にやったか、、。
その場の不自然さをなくす為もあったけど、実は「役手当て」と言うのがあったからさ!
映画が出来上がった時スルーで演技部の係りが作品を見て、俳優の「役」チェックするんだ。
この「役」か「役じゃない」かの判断は、セリフを喋ってるか喋ってないかで決まる。
単なる「ガヤ(エキストラ)」か「役」か、で出演料が桁違いなんだ(笑)!

 写真はボクサー役の健太。この表情はボクサーとはとても思えない下手糞な表情でした(笑)!

 Part I、困った国、アメリカ!

Eiga.jpg

スポンサーサイト
  1. 2005/08/18(木) 13:07:03|
  2. ローカル情報|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:4

スターさんの豪邸にお呼ばれ!

   健太のなんちゃって、サクセス・ストーリーVol.65

 昔TVより映画の方がメージャーだった時期がある。
その頃映画スターといったら、いわゆる本当の「スター」!
大邸宅に住んで外車を乗り回し、付き人がいて撮影所のスタジオ内でも特別席に座っている。

 その頃一体誰がスターだったか?これを読んでいる若い人たちも名前くらいは聞いた事がある人ばかり。
健太がムービースターを目指した頃のスターと言えば筆頭は何と言っても日活の「石原裕次郎」。
それについで東宝の「加山雄三」、大映では「勝新太郎」。東映では「中村錦
之助」などなど。もちろん彼等は健太達より大先輩!

 健太のいた松竹はやっぱり寅さんの「渥美清」、、、って言うか、スターはやっぱり「佐田啓二」かな、、、、。
でもその佐田啓二さんも健太が松竹に入ってすぐに、交通事故で亡くなられた。
佐田啓二さんは我々新人や下っ端の俳優をとても大切にして下さった。
良く彼の家に遊びに行った。

 健太のアルバムに貴重な写真がある。
田園調布の佐田さんの家に遊びに行って(多分あれは彼の誕生日だったと思う)全員で撮った写真さ!

 下段真ん中にいるのが佐田啓二さん。皆も顔くらいは知ってるかな?
で、健太は右端にいてそのすぐ左側にいる子供をあやしているんだけど、その子はなんと、

 「中井貴一」さんです(笑)!
って事は、真ん中に辺にいる女の子(三上慎一郎さんに抱かれている)は「中井理恵」さんだ~~~~!!!


 それから20年、「プルメリアの伝説」と言う映画のロケで中井貴一さんは健太が当時仕事をしていた「ハワイアン・リージェント・ホテル」へやってきた。
松田聖子さんと見詰め合うロビー・カフェのワンシーン。その彼を野次馬の一人としてじっと見まもっていた健太の胸に、熱いものが「じーん」とこみ上げてきたのを昨日の事のように覚えている。

 写真は中井貴一さんをあやす健太(下段右端)!

 Part I、カトンク=Katonkって何のこと?

Satake.jpg

  1. 2005/08/11(木) 12:48:31|
  2. ローカル情報|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

えっ、来月からまたハワイへ!

  健太のなんちゃって、サクセス・ストーリーVol.17
 
 ワーナーの新曲は好調な滑り出しを見せた。
今回のソロを、「クリに歌わせる」というワーナー側の思惑は見事に当たったかに見えた。
週刊誌を利用して、クリの元彼女の有名女優との噂をばら撒いた。
出演中のディスコ・クラブでもキャンペーンを大々的に打ち、当時NHKのオーデションはかなり難しかったが、それもトップで通過。
当時ではレコードが5万枚も売れればヒット曲。売り上げが1万枚を越えた頃、
「ひょっとしたら、、、」と、関係者は皆一様に期待で胸を膨らませた。しかし一旦悪い方へ回転したスパイラルは、そう簡単に好転には向かわないものなのかも知れない。

 ある日、クリが交通事故を起こしてしまったのだ。
横浜の奥地の細い道を愛車のニッサンを走らせていたクリ。そこに突然子供が飛び出してきた。急ブレーキは間に合わなかった、、、、。
ワーナー側もプロダクションもこれには相当の打撃を受けて、苦渋の選択を迫られた。
結果健太たち全員に「謹慎処分」が下されたのだ。
マスコミはもちろんのこと、営業まで厳禁。
メンバー全員収入の道を断たれた。

 それからのメンバーの生活は厳しかった。一時多少はあった蓄えなどこんな時は一瞬のうちに消えてしまう。
健太は食器の月賦販売、アキは別荘地のセールスマン、スギはなんとかTVドラマに復帰しようと懸命になった。事故を起こしたクリも喫茶店の雇われ店長。新座者のリッチーはピアノの弾き語りに逆戻り。

 ワーナーから新曲が発売されたのは、ハワイから帰国して既に一年半後のこと。実はその少し前あたりから、4人は寄るとさわるとハワイの話に花を咲かせていた。
「2度とハワイなんかに来るもんか!」と、あれほど豪語して帰ってきた筈なのに、4人の心の中にハワイでの楽しい思い出が、日を増すごとにつのっていたんだ。


「えつ、来月からハワイへ!」
全員が健太を見つめた。
ジミーから電話があったのさ。
ジミーの話はこうだった。
「健太たちが帰った後、ダウンタウンのはずれに新しい日本人経営のクラブが出来て、完全に客をそっちに取られてる。ついては健太たちにもう一度ハワイに来てほしい!」
「案ずるより生むが易し」「渡りに船」とはこのこと、全員一致で2回目のハワイ行が決定した。残念ながらリッチーは銀座の弾き語りの店から抜けられず、今回もまた4人で行くことになった。 

 写真は2回目ハワイを訪れ、ホノルル空港に到着したばかりの4人。そしてジミー。

 Part I、今日はサーファーがいっぱい!

20050622113003.jpg

  1. 2005/06/22(水) 15:55:39|
  2. ローカル情報|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ついに全員でお化けを見た!

 健太のなんちゃって、サクセス・ストーリー Vol. 8 

 室内にはテーブルランプが点いていて辺りをぼんやりと照らしていた。。
アキは正面のベッドに仰向けに横たわっていた。

 しかしそのアキの上半身に長い髪を乱した女の幽霊が、アキに覆いかぶさったり離れたり動いている。
<お、おのれっ、妖怪変化!!>
健太の背筋にさっきの外気がさっと蘇よみがえった。
「お化けだー!!」
クリとスギはそう叫び互いの腕を取り合った。
健太は咄嗟に壁の室内灯のスイッチを入れた。
室内が明るくなって部屋全体を照らし出した。

 「あっ!」
みんなが一斉に叫んだ。
「アキ、お前は!!」

 お化けの正体は、なんとアキのガールフレンド。
アキの奴、熱を出して仕事を休すんでいたくせにガールフレンドとセックスをしてたんだ!
とんでもない奴。
怒るメンバーに平謝りのアキ。しかし言い訳が振るってた。
「ご、ごめんごめん。ほら、風邪を引いて寒気がする時は汗をかかなきゃいけないだろ、だからM子に来てもらって、、そのー、、、、」
それからと言うもの、アキはメンバーの信頼を全面的になくしてしまった。

 お化けの話をローカルの連中に話すと、
「あそこのアパートには以前から幽霊が出る!」と言う。
彼らの話の中でこんなのが記憶に残っている。

 真夜中2時過ぎ、、、、、、。

 明日に続く、、、。

 写真はその当時のワイキキ。高層ビル建設が住民の反対で骨組みのまま何年も放置されていた。多分あれは現在の「アストン・ワイキキ・ビーチ」だと思う。住民は「ワイキキビーチからダイアモンドヘッドが見えなくなる!」というのが反対の理由だった。

 Part I 昨日の封切り映画、ブラッド・ピッツの「Mr.& Mrs. スミス」のレポートです! 


20050613054143.jpg

  1. 2005/06/13(月) 09:57:55|
  2. ローカル情報|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:8

今度はアキまでが!

  健太のなんちゃってサクセス・ストーリー Vol. 6

これまでのあらすじ。 ムービースターを夢見た健太は、「寅さん」のいる松竹映画に俳優の卵として入社。しかし、芽の出ないまま時は過ぎて行った。そこで折からのブームを背景に、撮影所内でバンドを結成。幸運にもレコード会社から声が掛かる。更に、ミュージシャンとしてのデビュー曲が大ヒット。
ヒットは願っていたものの、TV 、ラジオ、営業と生活環境の急激な変化にメンバーが空中分解寸前。おりしもハワイのクラブ出演の話が舞い込む。
全てを捨ててハワイへ渡る4人のメンバー。
そこには想像もしなかった、数々のドラマが4人を待ち受けていた。
 
 

 クリの話を総合するとこういう事になる。
ふと目を覚ますと、熱も少し下がって気だるさが抜けている。
<ああ、ずいぶん良くなったんだなー>そう思って、ベッドに横たわったまま正面に見える薄いカーテン越しの窓に目をやった。
外はもう白み始めていた。
と、次の瞬間何か重いものが自分の胸にあるのを感じた。
よくよく目を開けてみると、人間の上半身のようなものが自分の胸に乗っているではないか。ぼやけた顔が目の前に見える!
<だ、誰だ!>
そう叫ぼうとしたが声にならない。
暫くもがいていたが、全く動けない。
次の瞬間そのぼやけた物体が、スーッと宙に浮いた。その物体、つまり人間の影のようなものは、クリの体から離れながら正面の窓枠の方へ消えていった。その時誰かがクリの耳のそばで低くささやいた。
「これは本当だよ、、、、」
その声は彼の耳の中でエコーのように、いつまでも響いていた。

 話を聞き終わったスギが真っ先に言った。
「そういうの、俺も前に見たことある!」
スギの表情が心なしか血の気が失せて見える。
アキが全く馬鹿にした表情でいった。
「クリ、お前は熱で悪い夢でも見ただけのことさ。この世の中にお化けなんてあるもんか、、、馬鹿馬鹿しい!」
健太の反応はと言うと、このハワイには最初から日本とは異質のAtmosphere(大気)を感じていたので、
<もしかしたら、そんなこともあるかもしれない、、、>
と、クリの言っていることを真っ向から否定する気にはなれなかった。

 しかしその一週間後、今度はそのアキが熱を出して寝込んだのさ!

 写真は、健太たちが2度目にハワイに来た時のワイキキの絵葉書。この時ですら見ての通リ、ビーチコマー、ハイヤット、マリオットなど等、何もない。有るのは左にワイキキ・ビジネスプラザ(トップ・オブ・ワイキキ)、ずーっと向うにフォスター・タワー、右側にはアウトリガー・ワイキキ、モアナくらいなもの。左一場番手前のところが現在のDFSさ。良く見てご覧、面白いのはこの頃カラカウア通りは両側通行だったんだ!

Part I 今日は「うし」だ「うし」だ、、!

Waikiki.jpg

  1. 2005/06/11(土) 09:06:17|
  2. ローカル情報|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。